2025年6月11日時点の記事です。
6月12日から富山競輪場で大阪・関西万博協賛競輪が開幕。これぞという本命の中心選手が不在で混戦模様。競走得点のトップは柏野智典だが、誰でも優勝のチャンスがありそう。
競走得点は柏野智典が抜けているが、混戦待ちの直線勝負。柏野は3月地元玉野記念で決勝進出。昨年からの低迷期は脱したようで、春の日本選手権は番手絶好から連勝で勝ち上がった。柏野が目標とする機動型は117期の2人。町田太我は近況苦戦しているが、過去にGⅢ優勝2回の実績を誇る。もう一人の久田裕也は2月小松島のGⅢミッドナイトで決勝進出。連日最終バックを先頭で通過した。中四国勢の後位は安心の三宅達也。4月地元玉野では松浦悠士の6番手からの捲りに喰らい付いている。
熊本の松本秀之介は5月ダービーでGⅠ初勝利。続く平塚記念は決勝までコマを進めた。今開催は町田太我ら同期117期が多数参戦で松本もいつも以上に総力戦で挑む。山口敦也は九州の追い込み選手として存在感を増している。昨年は3度のGⅢで決勝進出。野田源一は単騎一発が魅力だ。昨年後半の長期欠場から復調気配。
選手層の厚さなら北日本だ。今年の佐藤一伸は捲りで1着量産中。2月松阪Vのあと、3月GⅢ大垣の優参も好調の証。佐藤と同県の飯野祐太は、3年前の富山で行われた施設整備等協賛競輪で悲願のGⅢ初V。昨年不惑を迎えた飯野だが、今だグレードレースで自力白星もある。福島両者の前で風を斬るのは櫻井祐太郎と大川剛。宮城の櫻井は今シリーズ一番の本格先行。3月別府でS級初Ⅴを飾ると、4月川崎記念でも2つ勝って急上昇。ポテンシャルの高さなら青森の大川だ。昨年末のヤンググランプリにも出走した121期在所2位の逸材。
茨城両者も上位進出をうかがう。橋本壮史は3月GⅢ大垣で決勝進出。橋本が久留米の万博協賛競輪を制したのは2年前。御大武田豊樹が橋本を追走。武田の3月取手の1着は深谷知広の番手から。関東の点数上位は長野の柿澤大貴だ。柿澤にとってV歴もある富山は好相性。
昨年21勝の高久保雄介は、今年3月ウィナーズカップで初日特選スタート。4月前橋では谷和也の番手から優勝した。その谷は4月いわき平でS級初Vの26歳。ようやく本領発揮の谷は近況最も乗れている選手の一人。大阪連係で岡崎智哉も谷追走から恵まれたい。地元高松宮記念杯の裏開催で奮起。近畿からはもう一人、岸田剛も押さえておく。谷と同い年の機動型で脇本雄太の愛弟子。
地元地区の中部軍団は劣勢をはねのける。総合力は岡本総で、3月GⅢ前橋では捲り1着。自力もまだある川口聖二が勝ち上がれば盛り上がりは必至。2班に甘んじる坂口晃輔が気合いで突っ込む。
4月いわき平でS級初優勝。2年前に大病を患った谷だが、今年の春から一皮むけた。当地富山はA級VはあるがS級の戦績は今ひとつ。ここは成長した姿を見せる。
昨年8月の富山記念はオール5着。そんな「真ん中」の着から抜け出した今年の櫻井は、3月別府でS級初V。大捲りが決まって吉田拓矢にも先着した。
富山支部の将来を担う26歳。昨年は地元でS級初優勝。GⅠにも参戦するなど飛躍の年となったが、今年は一転、2月の肉離れから成績が低迷。近況は底を脱したようで、ホームバンクで元気な姿を見たい。
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